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土木工事における設計業務の匠のつぶやき

建設業界の土木工事といえば、設計、測量、調査など様々な業務の裏側についてお話します。

公共事業で設計を自分で行うのは良くないこと

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公共事業で設計を自分で行うのは良くないこと

私は現在30代の男性です。大学で土木を学び、卒業後、民間の建設会社で現場監督として勤務しました。その後、地元の市役所で土木技師として働いています。今日は、そんな私が上司から言われた公共事業における設計の考え方について記したいと思います。
まず、普通は公共事業では設計は設計会社へ発注し、それを基に市の職員は工事を発注するための設計書を作成します。とはいえ、工事の中には自分たちで設計できるものもあります。例えば、私は以前水道課にいたときのことです。私は以前の会社で、上水道に関する工事を担当したことがあり、知識もありました。それで、ある上水道管の敷設工事を自分で設計しました。もちろん、CADで図面を引き、設計数量を拾い出しました。地元の設計会社よりもよっぽど出来は良かったと思います。
しかし、それを上司に渡したところ、これからはきちんと設計会社へ発注するようにと言われてしまいました。公共事業で地元の経済を潤すという意味があると思います。しかし、それでは市役所の担当者は別に技術がなくてもできるわけで、自分たちの存在意義を失くすものだと思います。

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